新患を増やしたい、リピート率を上げたい、日頃から多くの先生がお考えの事と思われます。
では、患者さんはどの様に医院を選んでいるのでしょうか。
既存の医院様も、これから新規でクリニック開業・医院開業をご検討されている先生にとっても
今後の方針を決めるうえで、非常に重要な内容となります。
医療機関を選ぶ時、大きく分けると、近さの利便性・専門性の高さ・口コミの評判があげられます。
誰しも職場や家からの近さは重視する点となります。
医院開業を検討される時も、その地域の昼と夜の年代別人口を参考にする重要性もここからきています。
専門性は、やはり医院のホームページを参考にされます。
昨今では、ご高齢の患者さんもホームページを参考に見る利用率が上がっており
若い世代に限らず、年代を問わず当り前の行動になっております。
今やホームページの無い医院さんは信頼されにくく、またホームページの貧弱な医院さんも厳しい状況となっています。
口コミは、身近な人からの内容が信頼されます。
ネット上の顔の見えない人からの口コミより、説得力がある為でしょう。
また身近な人の口コミの発信源は、女性である事が多いです。
では、口コミにつながるような、特に女性の印象に良い形で残るポイントは何でしょうか。
基本こそ極意、当たり前の事も多いですが、何点か例をあげます。
・院長がスタッフに尊敬されていて、院長もスタッフを大切にしている。
・医師が患者を見下ろしている事無く、患者の目線・立場で医療を行っているか。
・他の医療機関とうまく連携がとれているか。
・対応が丁寧であるか。
・スタッフ同士で、挨拶や雰囲気が良いか。
・治療の説明や指導がしっかりしているか。
・情報公開を積極的に行っているか。
・清潔感があるか。
人も施設も初めの印象が大切なので、特に医院に入ってすぐの清潔感は重要。
スリッパが殺菌機に収納されていたり、明るい印象を受ける照明にも気を使いましょう。
また五感を刺激する事は印象に残り、口コミの話題に上がりやすい。
アロマやウォーターサーバー、整形外科であれば、理学療法機のウォーターベッド等は具合が良く
口コミの評判に直結しやすいようです。
まずは口コミにつながるよう日々の行動を、院長とスタッフが一丸となって意識を共有することが大切で
日常的に改善意識を持って、お互いに意見交換すると良いでしょう。